大学通信教育の学生生活(自宅で始める大学通信教育)

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大学通信教育の学生生活

一体、大学通信教育の学生生活って、どんなものなのか?

大学通信教育課程に入学したA男の生活を追ってみましょう。

ある男子学生の一日

仕事が休みの日曜日のA男。大学から配本された、履修したい科目のテキストを読み終わったので章末問題を解いてみる。

レポート課題にもチャレンジ。図書館へ走り、関連した本を探す。参考文献として2冊くらいを使うのが定番だ。

空き時間をちょこちょこ使って何日もかけて、無事にレポートを仕上げて大学へ郵送。
 
前に提出したレポートが返却された。1本はC評価でギリギリ合格。これで大学で行われる科目の試験を受けられる。

もう1本は、なんと不合格。同じ課題で再提出しなければ、試験は受けられず、単位ももらえない。めげている場合ではない。さっそく、やり直し。

 いざとなったら、質問票で質問することもできる。ちょっと、尋ねてみようかな。

こうして取得できる単位は、1科目当たり1~4単位くらい。

卒業に必要な単位数は1年次入学だと124単位で、通学課程の学生と変わらない。ひたすらコツコツと進むしかない。

テキストを読んではレポート作成。合格したら、ようやく科目の試験を受ける。
このくり返しが、基本的な学習スタイルなのだ。

夏。仕事の夏休みがとれるが、スクーリングに通うことですべて消化だ。興味のある科目の授業を受けるのだから、学校がバカンスみたいなものだ。海外旅行などは、卒業後の楽しみにとってある。

スクーリングでは午前、午後の2科目を受けるので、朝から夕方まで授業漬けになる。出席日数を満たして最終日の試験に合格すれば、これで合計4単位取得といったところだ。

他の学生と知り合えるし、教授もとても熱心。自分から進んでする勉強って、実は楽しいものだったんだなと急に気づく。

単位数がだいぶたまってきたので、卒業論文指導を受ける手続きをする。大学にもよるみたいだけど、卒業するためには卒業論文の提出が必要だ。

卒業論文のテーマを決めると、担当の教員から卒業論文作成の指導を受けることになる。

自宅で論文を作成しながら、規定の回数の面接指導をこなしていく。

面接指導は、半年に1度のチャンス。次回の指導までに、準備を進めるようガンバる。

いよいよ、卒業論文が仕上がった。担当教員からOKが出たので、卒業申請をする。次は卒業のための面接試問を受けるのだ。もちろん、卒業所要単位もクリアしている。

面接試問では、卒業論文の内容と今までに勉強してきたこと全般について訊かれた。卒業に見合う知識や見解を身につけているかを審査するという。緊張。
あとは、教授会での判定待ちだ。

ついに来た。卒業決定通知書だ。これに、感激しないわけがない。

長いようで、いざ卒業するとなるとあっという間だったような学生生活。

時間をやりくりして効率的に物事に取り組むワザは、少しは身についたような気がする……。

卒業式は、3月に行われる。通学課程の学生と一緒に。

大学通信教育は、自学自習が基本です。A男のように、勉強時間の捻出のためにはそれなりの犠牲と覚悟と集中も時には必要だと、頭においておいたほうがいいのかもしれません。

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