TOPページ > 大学通信教育体験談 > 自分なりの学習方法を
いざ入学してみると、通信教育ですからテキストがどかどかっと次々に送られてきます。心待ちにしていたものの、テキストの山を前にしてどの科目のなにから手をつけたらいいものかと迷いました。
大学通学課程にしても、総合教育科目から入って専門科目へ進むのが一般的かもしれません。
けれど、自分で決めていけることが大学通信教育のいいところ。スタートしやすいように、ひとまず興味のある科目……専門科目から取り組むようにしました。
学習の仕方は、基本的にはテキスト中心です。
特にノートも用意せずほかに分散しないで、テキストに直接線を引いたり書きこんだり付せんを貼ったり。ひたすらテキストに集中しました。
このテキスト1冊に納めるメリットといえば、荷物にならないという一言に尽きます。
たとえ通勤電車で移動中でも、でかけた先のどこででも、コンパクトに手軽に勉強を始められるわけです。だから、バッグの中には必ずなにかしらのテキストが1冊入っている状態にしていました。財布や家の鍵と同じように、肌身離さずです。
こうしてテキストを学習してからレポート課題にとりかかり、科目の試験を受けます。テキスト1冊にあれこれ書きこんであると、試験前のチェックにも手間ひまかからずに便利でした。
いくらマイペースで学習できるといっても、気分転換は必要になります。だから、環境を変えながら学習を続けたりもしました。部屋にこもりきりで勉強することに煮詰まったら、テキストを抱えて外に出るわけです。
お茶をしながらレポートを書く、少し本屋へ立ち寄っては、休憩がてらテキストを読む。たとえば、そんな気分転換をしながら、先へ進むことだけは意識していました。
勉強時間についても、しっかり決めたりはしていません。ちょっとでも時間が空いたら進めておこうというスタンス。
学習する時間の捻出方法といったら、空き時間をむだにしないことが第一でした。
では、学習のスケジュールをどう立てていたかについて。
科目の試験の日程は、受験する科目によってあらかじめ決まっています。同じ曜日の同じ時間帯に実施されている試験科目は、当然ながら1つしか受験できません。重複している科目は、試験時期をずらして勉強しておいたほうが効率的に受験できるわけですね。
だから、まずは次回の試験でなにを受けるかを決め、受験資格が得られるレポート提出期限までにレポート作成することを目標に書き上げていきました。
仕事をしていると、勉強のスケジュールを細かく立ててもそのとおりにはなかなかいかない……。そういうことって、多いですよね。
残業で疲れがたまってきている時にもノルマをこなすような勉強は疲労が増すだけ。
そんなわけで、大雑把な目標を立てるのみにしました。「試験を受けることができるようにレポートを仕上げる」という程度のシンプルなプランです。
できることをできる時に少しでも先に進めておこう、という気持ちでやってみました。
自分にはきついような高い目標を掲げるより、余裕を持って見積もった受験予定の科目数を1科目でも多くこなしてみる。
あれっ思っていたよりできた、と結果的に自分の中でポイントがプラスされていくわけです。
一度そのようなことができると、自信がついてくるきっかけにもなります。
やろうと思っていたのにできなかった、とならずに、思っていたより1科目多くレポート提出できた、となるので気分的にもいい。ささいなことですが、意識の持ち方で変わってくるのかもしれません。
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