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大学通信教育のいいところって、なんでしょう。
これまで書いてきたように、たとえ仕事や家庭があっても学業の道を歩めること。
わざわざ通学する必要もなく、手もとにテキストさえあれば自分の勉強したい時に、好きな場所でできること。
そんな自分なりのスタイルで通学課程より割安に学べて、卒業する暁には学位が授与されます。
そのようなことのほかにも、通学課程とは違うけれど、大学生には変わりないからこそ活用できることはいろいろあります。
たとえば、大学の施設の利用。
大学図書館は、テキスト学習後のレポート作成の時などにもフル活用できて大きな価値ありです。
学食は、スクーリングの期間中なども営業していたりします。スクーリングの合間にリーズナブルな価格の定食で腹ごしらえ! なんていうことも可能です。
もちろん、学割を使うこともできます。
映画を見るのもよし。たまには美術館へ足を運ぶのもよし。スクーリングに長期で通う場合は、学割定期券も購入できます。学生証が味方です。
反対に、通学課程にはないメリットといえば、入学試験が存在しないこと。
入学願書を郵送するだけの、書類審査が一般的です。いわゆる大学入試で学力審査をするのとは違い、学びたいという意思を尊重している大学通信教育の性質がよく表われていますね。
通信教育課程に不可欠なのが、レポート提出などの郵便の利用。その際には、第4種郵便物として、100グラムまで15円という割安な料金で送ることができるようになっています。
また、仕事を持っている場合は、条件によって所得税の控除が受けられる場合があります。働きながら入学するのなら、チェックしておきたいものです。
そして、スクーリングに出席すると、大勢の通信教育課程の学生と一緒の時間を過ごすことになります。
通信教育課程の学生は、年齢も、経歴や職業や居住地などの背景も、人それぞれでとても幅が広いのです。けれど、二足のわらじを履きながら大学で勉強したい、卒業したいという目標はみんな同じ。
共通点のある仲間ですから、普段の勉強方法や悩みなどのお互いの情報交換ができるだけでなく、きっと大きな刺激を受けられるのではないでしょうか。
それから、「両立」がもたらしてくれる相乗効果を期待できること。
たとえば、時間をうまく使おうという意識が芽生えます。
いざ入学すると、レポートを試験申込日までに出したい! 試験までにもう1度テキストを熟読しておきたい! などと期限があることを抱えるので、時間を無駄にしたくなくなるわけです。
ちょっとした積み重ね、毎日の通勤時間の有効活用などで大学卒業を手に入れることが夢ではないのですから。
さらに、気分転換にもなります。
いつもの生活のメインだった仕事や家事、雑事から離れた、大学というまったくの別世界が拓けるわけです。
もしも学業に存分に浸ってへとへとになったら、また仕事や家事へ。
そうやって両立させることで、リフレッシュが望めますね。
その人その人の、たくさんの可能性を秘めている大学通信教育。
一番の醍醐味は、自分で気づいた時に人生を転換することができる、思い立った時にそのきっかけを生み出せるということなのかもしれません。
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